こんにちは!今回はWindows10を使用していく中で、快適に使うために無効化したほうがよいと考える機能を紹介していこうと思います。
紹介する機能は個人的に不要と判断していますが、まったく無意味ではありません。実際に無効化するのは最終的にご自分で判断してくださいね。
また、設定方法は私の好みでコマンドにて案内いたします。
別記事にコマンドプロンプトの管理者実行方法を載せましたので、目を通していただけると幸いです。
Microsoft Compatibility Telemetry
匿名でMicrosoftに障害情報などを送信するプロセスです。
タスクスケジューラによって起動し、主にCPUのリソースを消費することが多いようです。
タスクスケジューラに登録されており、下記コマンドを管理者コマンドプロンプトで実行することで無効化できます。
schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\Application Experience\Microsoft Compatibility Appraiser" /DISABLE
※元の設定に戻す際は、/ENABLEに書き換える
Super Fetch
よく使うファイルやプリケーションを、あらかじめハードディスクからメモリ上に読み込むサービスです。
長期間起動し、同じファイル・ソフトしか使わないのであれば有用のようですが、「よくシャットダウンする・いろんなソフトを使う」という使い方が一般的ですので、あまり効果が実感できない機能かと思います。実際停止してしまっても、ほとんどのケースでは問題にならないことが多いです。
動作の関係上、起動時などにハードディスクとメモリを多く消費し、CPUへの負担もそこそこに多いため、不要な環境であれば停止すべきだと考えます。
無効化のコマンドは下記の通りです。
sc.exe config "Sysmain" start=Disabled
※元の設定に戻す際は、 Autoに書き換える
Windows Search
Windowsの検索を高速化するためにインデックスを作成するサービスです。
名前で見ると、検索機能そのものを止めてしまいそうですが、ちょっと違います。あくまで高速化するためのサービスですので、ファイルの検索自体はできます。
しかし、いくつかのMicrosoft 製品ではこの機能を積極的に利用しているようで、エクスプローラーやOutlook等で警告メッセージが出るようです。(検索自体はできるので困ってしまうことは稀)
ハードディスクおよびCPUを多く使用することが多く、遅いハードディスクの場合だとこのプロセスの占有だけで動作停止してしまうこともあるようです。
無効化は下記のコマンドで実施できます。
sc.exe config "WSearch" start=Disabled
※元の設定に戻す際は、 Autoに書き換える
まとめ
この3つの機能は非常に多くのリソースを占有しており、低スペックマシンではどうしても動作が遅くなりがちです。
特に理由がなければ止めておくと快適なWindows生活が送れると思います。
ご参考になれば幸いです。
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