こんにちは!今回は少ない手数でCUI(コマンドプロンプトやPowerShellコンソール)を開く方法を紹介していきたいと思います。
本サイトではよくコマンドを使って設定することをオススメしていますが、そのほとんどが管理者権限が必要なものばかりです。管理者権限はコンソールを起動するときの手順で決まっています。
ですが、管理者権限で実行するという操作は意外とわからないのかもしれません。
通常、目に見えて「管理者権限で起動する」とは書かれていませんしね。
今回は、コマンドプロンプトやPowerShellコンソールを管理者権限で起動する最短(に近い?)方法ををまとめて紹介していきたいと思います。
Windows共通
コマンドプロンプトを右クリックし、管理者として実行する方法です。各OSごとに格納先は少しずつ違うので、ちょっと分かりにくいのが現状かと思います。cmd.exeで検索して上記の方法が共通かなぁと思います。

よく使う方は、デスクトップ上にcmd.exeへのショートカットを作っておき、それを右クリック→「管理者として実行」するのが良いかと思います。
ファイル名を指定して実行を使う方法(Win7,Win10)
Windows7、10であれば下記の様に操作すれば管理者権限でコマンドプロンプトを起動できます。
1.「ウィンドウズキー」+「R」を押す
2.「cmd」と入力する
※cmdを検索する意味合いです
3.「Shift」+「Ctrl」+「Enter」を押す
※管理者実行のショートカット

Ex.ユーザーアカウント制御ポップアップが出るので「はい」をクリック、もしくは「Alt」+「Y」を押す
この方法が一番簡単かつ早いのかなぁと思います。
アドバンスドメニューを使う方法(Win8,Win10)
スタートメニューを右クリックすると出現するのがアドバンスドメニューです。こちらは「Windowsキー」+「X」でも開くことができ、そのあと「A」キーを押すと管理者権限でプロンプトを起動することができます。
1.「Windowsキー」+「X」をおす
2.「A」キーを押す
3.管理者権限でプロンプトが起動される

あとがき
今回は自分が良く使う管理者権限でコンソールを起動する方法をまとめてみました。
コマンドのテストだけを行う際等にはアドバンスドメニューを使った起動方法をよく使います。
スクリプトを組んでしまった場合はほとんどその処理の中で管理者へ昇格してしまうので、なかなか出番はないのですが、コマンドをご紹介するにあたって管理者実行は必須と思いますので、念のため記事にしておこうと思いました。
お役に立てば幸いです。
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