こんにちは!今回はWindowsのドライバを手動で更新する方法について紹介していきたいと思います。
通常ドライバはパソコンを購入してそのままのモノを使っている人が多いと思います。WindowsUpdateでも自動でドライバがある程度更新されるのですが、全てがそうだとは残念ながら言えません。
新しいドライバに更新する方法として最も一般的なのはメーカー公式ページからドライバーをダウンロードして実行して行う方法です。これはメーカーの用意したインストーラーに沿ってインストールするだけですので、そこまで難しいということはないでしょう(パソコン苦手な人には鬼門ですが・・・)
ですが、そういったものが用意されていなかったり、自分で入手したものを適用したい場合は直接ドライバファイルを指定してインストールしてあげる必要があります。
今回はドライバファイルを手動で直接指定し、更新・インストールをする方法を書いていこうと思います。
適用したいドライバを用意する
デバイスの公式ページやWindowsUpdateカタログからドライバファイル(以下:infファイル)を入手します。
これはデバイス毎に入手方法が違うので一般的にはこれだ!という方法はちょっと書けません・・・ごめんなさい。各自で用意してください。
ドライバの取得方法についてはこちらの記事を参考にしていただくとヒントになるかもしれません。
アクロバットな方法としては、ほかのPCからinfファイルを保存(エクスポート)して持ってくるという方法もあります。ドライバのエクスポートについてはこちらの記事でまとめています。
デバイスマネージャを開く
まずは、デバイスマネージャを開きます。
開き方はさまざまですが、「スタートボタン」を右クリックし、「デバイスマネージャー」をクリックするのが比較的早いと思います。
ドライバをインストール/更新する
デバイスマネージャが開けたら、インストール/更新したいデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックする。
「ドライバーの更新」ウィンドウが開いたら、「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリックします。
すると、ドライバーの場所を要求されますので、「参照」ボタンをクリックして、infファイルが格納されているフォルダを選択します。
先ほどの画面で「サブフォルダーも検索する」にチェックが入っていると、「次へ」ボタンを押したとき、そのフォルダの中にあるinfファイルを自動で探して適切なものをインストールしてくれます。
あとはインストールが完了するまで待てばOKです。
「ドライバーが正常に更新されました」と表示されていればドライバーのインストールは完了です。
必要であれば、デバイスをダブルクリックで開いて更新されているかどうか確認してみるとよいと思います。
あとがき
今回はWindowsのドライバを手動で更新する方法について紹介させていただきました。
改めてこういう基礎的な部分に触れてみるといかに自分が効率的に作業できていないのかが変わります。ドライバの更新方法はいろんな方法が存在します。この記事を書くまではデバイスマネージャを開くことですらコントロールパネルを開いてから作業をしていたので良い発見になりました。ちょっとしたことでも手数が減ると、塵も積もれば山となりますからね・・・。
ドライバの更新は依然のWindowsであれば、本格的に動かないこと以外ではなかなか行わない作業でした。
Windows10は定期的に機能更新プログラムが用意されるため、ドライバが新しいWindows10に対応していないと容易に壊れてしまいます。ただでさえ、WindowsUpdateで動かなくなることも多いのでシステムの健全性を保つには頻繁に更新を行わなくてはなりません。
大規模な企業では配信ツールを使った更新をしているので、手作業でのドライバ更新はなかなか行わないのですが、PCのサポートデスクや修理業を営んでいる人にとってはそこそこ頻度の高い作業だと思います。
また、この方法は自分でバックアップを取ったドライバファイルを読み込む際にも使えます。
infファイルを読み込まなければいけないシチュエーションになったときに本記事を思い出していただければ嬉しいです。
何かのお役に立てれば幸いです。
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