こんにちは!今回はWindows10に標準で搭載されているトラブルシューティングツールの起動から、ツールの実行までを紹介していきたいと思います。
概要 トラブルシューティングツールとは
簡単に言ってしまえば、自動修復のツールなのです。そのままですね…
昔は、こういった総合的にツール自身が判別して修復するタイプのツールはあまり役に立たないことが多かったです。やはりネットで調べて解決方法を見つけるのが主体でした。
また、マイクロソフトもピンポイントな修復ツールをちょいちょい出してくる感じだったと記憶しています。それも問い合わせやフォーラムで紹介されたりとして自力で辿り着かなければなりませんでした。
ですが、このツールはそれら大量のノウハウを統合した感じなので、割とよくあるようなトラブルはこれに任せてしまえばクリアできることも多くなりました。時代の進化を感じます…
さて、起動から実行までの手順をさらっていきたいと思います。
手順
起動まで
まずはWindowsの設定を開きます。
個人的に一番素早く開けるのは、「Windowsキー+X」を押してからの「Nキー」かと思います。
もちろん、スタートメニューを開いて歯車マークをクリックする方法でもOKです。
設定が開けたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。
左メニューにトラブルシューティングの項目が出てきますので、それをクリック。
その後、右側に追加のトラブルシューティングツールの青文字をクリックすると、トラブルシューティングツールの一覧が表示されます。
最も近い機能をクリックすると「トラブルシューティングツールの実行」ボタンが表示されるのでそれをクリックすると起動することが出来ます。
実行してみよう
トラブルシューティングツールを実行すると、下記のような画面になり問題の検出が始まります。
このように問題を自動検出、検出できた場合はそのまま修復を行ってくれます。
そのため、実行までできたらあとは待つだけですので簡単です。
解説 有効な使い方と問題点
ざっくり実行の仕方までやってみました。
どんな場面で役立つか少しだけ解説していきたいと思います。
有効な使い方
WindowsUpdateの問題解決についてはなかなか良いツールです。更新プログラム絡みでは目に見えない問題が多く、また仕組み上チェックポイントも多いです。つまり、人の目で一から見ていくと非常に時間がかかってしまいます。
ハードウェア周りも単純なモノであれば解決してくれることがあります。
ドライバの不具合やネットワークの設定ミスなど簡単なモノであれば見つけてくれます。
これらの調査を自動に行えるのは非常に助かりますし、何が問題なのかのアタリを多少表示してくれますので、本格的に取り組む場合でも判断材料になると思います。
問題点
インターネットに接続していないと有用な情報を取得できないケースも多く、また確実に直るというわけでもないため、ちょっと深入りしたような問題の場合は解決できないことも多いです。
特に複合的に問題が発生している場合、調査の順番によっては混乱を招くこともあります。
1つ解決したら、もう一回実行…と、何度も実行しないといけません。
OSが起動していないと実行できないのも難点ですね。
あとがき
今回はトラブルシューティングツールについて実行するまでの手順を紹介させていただきました。
OSは起動しているのに何かがおかしい?と感じたときに実行するとよいと思います。
案外、とんでもない問題を抱えてたりもするので、定期的に実行すると面白いものが見つかるかもしれません。
私はよくWindowsUpdateのエラーでこのツールをよく使用します。
なんたって自動で色々見てくれるのはありがたいです。
ただ、なんでもかんでも自動で解消してしまうと、何が本当の原因だったか(どの操作で発生したのか)わからないこともあるので、乱用すると脳が退化したような気持ちにもなりますねw
便利なツールなので困ったときは頼りにするとよいと思います。
何かのお役に立てれば幸いです。
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