こんにちは!今回はXboxGameBarという機能を無効にする方法を紹介します。
このXboxGameBarは、「ウィンドウズキー」+「G」で起動することができる静画/動画キャプチャソフトです。Windows10の標準搭載ながら、動画配信やブログなどをやっている方にとって有用な機能になります。
しかし、一般的な使い方をしているときに急に起動してしまったりと、意図していないときは邪魔な機能でもあります。企業などでWindowsを使用している場合では社外秘資料などをキャプチャされてしまったりと、リスクにもなりかねないケースも存在するかと思います。
この機能を全く必要ない人は、無効にしてしまいましょう!
XboxGameBarを無効化してみよう
Windowsの設定から無効にする方法(UIで設定する)
デスクトップ画面上の左下にある、[スタートボタン:Windowsロゴマーク]をクリックしてメニューを開き、[設定:歯車マーク]をクリックします。
Windowsの設定の画面が開きますので、その中からゲームをクリックします。
すると、XboxGameBarの設定画面が開きますので、下図のスイッチをクリックしてオフにしてください。
これで無効化が完了になります!
設定後は、「ウィンドウズキー」+「G」で起動しようとしても何も起きません!
レジストリキーで設定する方法
他の設定の仕方として、レジストリキーで設定することもできます。
下記レジストリを変更することでも同じ効果が得られます。
※上級者向けのためレジストリエディタの使用方法などは割愛します。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\GameDVR
AppCaptureEnabledを値:0にする
HKEY_CURRENT_USER\System\GameConfigStore
GameDVR_Enabledを値:0にする
再度有効にしたい場合は[1]に変更してあげればOKです。
しかし残念ながら、この方法では設定したユーザーのみが無効化されます。
ほかのユーザーでログインしたり、企業で設定する場合は別の方法のほうが適しているかもしれません。
動画キャプチャ機能のみ無効にしてみる
ポリシーで設定する方法 ※Windows10 pro以上のエディションのみ
「ウィンドウズキー」+「R」を押してファイル名を指定して実行を起動します。
名前フォームに「gpedit.msc」と入力し「OK」ボタンを押します。
グループポリシーエディタが起動するので、「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows のゲーム録画とブロードキャスト」の順にクリックし、「Windows のゲーム録画とブロードキャストを有効または無効にする」をダブルクリックで開きます。
「無効」をクリックした後、OKをクリックして完了です。
この設定によってGameBarは起動するものの、動画キャプチャ機能は無効になります。
レジストリで設定する方法
先ほどの完全無効化の時と同様にレジストリでの設定も可能です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\GameDVR
AllowGameDVRを値:0にする
こちらも元に戻す場合は「1」に設定しなおすことで有効になります。
最終手段!アンインストールしてしまおう!
下記コマンドを管理者で起動したPowerShellで実行することでアンインストールすることができます。
※上級者向けのため、管理者で実行する方法は割愛します
Get-AppxPackage Microsoft.XboxGamingOverlay | Remove-AppxPakage
これで完全にアプリケーションを封じることはできますが、「ウィンドウズキー」+「G」を行うと下記のようなメッセージウィンドウが開いてしまうのでお勧めできません。
完全に機能を無効化したい場合のみにしか使えない方法かと思います。
ちなみに、これを元に戻す場合は「Microsoft Storeでアプリを探す」をクリックし、Storeからインストールすることで起動するようになります。
再インストールにはインターネットへの接続とMicrosoftアカウントが必要になってしまうので、本当の本当に最終手段としてしか使用できそうにないですね。
終わりに
以上、XboxGameBarの無効化にかかわる情報を調べた結果になります。
普通に使う分にはユーザーごとにWindowsの設定画面で設定してあげるのが一番無難かと思いました。
意外にWindowsの深いところと連携しているようで、むやみにアンインストールするよりかは機能を無効にするにとどめておいたほうが、後々の更新などで失敗しにくいと思います。
何かのお役に立てれば幸いです。
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