こんにちは!今回はCortanaのインストールアンインストールに関するコマンドを紹介していきたいと思います。
Cortana周りの情報は巷に多く出ていますが、これだけで解決できないケースもあります。
再インストールであれば解決することができるのですが、アンインストール済みだったりするとうまくいかなかったりします。
それを解決するために、インストール・アンインストールを単独で行うコマンドを探してみたので、必要なケースではぜひお役立て下さい。
やりたいこと
Windows10で、Cortana(コルタナ)をコマンドでインストール・アンインストールする。
アンインストールは簡単で、コマンド一つ実行するだけでOKです。
一度アンインストールした後、コマンドでインストールし直す際は少し複雑ですので細かく解説していきます。
スクリプト例(アンインストール)
Get-AppxPackage -allusers Microsoft.549981C3F5F10 | Remove-AppxPackage
解説
コルタナのアンインストール
上記スクリプト例のコマンドを、管理者実行したPowerShellで実行してください。
コルタナのインストール
①管理者実行したコマンドプロンプトで以下のコマンドを順番に入力
d /d "C:\Program Files\WindowsApps"
dir | find /i "Microsoft.549981C3F5F10"
コマンドを入力後、以下画像の赤枠下部に示す通り、「Microsoft.549981CF~~」と表示されます。
これがコルタナが実際にインストールされているフォルダになります。
※「neutral」がついていない方のフォルダ
② ①のコマンド入力後、表示されたコルタナのインストールフォルダ名(=Microsoft.549981CF~~)をコピーし、以下のコマンドを、コピーしたコルタナのインストールフォルダ名で置き換えてから管理者実行したPowerShellで入力してください。
上記画像例の場合には、以下のコマンドになります。
Get-AppXPackage -Name MicrosoDisableDevelopmentMode -Register "c:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.549981C3F5F10_3.2202.10603.0_x64__8wekyb3d8bbwe\AppxManifest.xml"}
④完了
これで、コルタナが再度インストールされます。
あとがき
インターネットで「コルタナ インストール コマンド」等で検索した際に、PowerShellで実行できる以下コマンドをよく見かけます。
Get-AppXPackage -Name Microsoft.WindGet-AppXPackage -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
このコマンドは、「既にコルタナがインストールされているPCで、それを修復のためなどで再インストールする」場合にのみ動作します。
今回紹介した手法も、検索でよく出るこのコマンドも、どちらも「コルタナの再インストールコマンド」であることは間違いありませんが、今回の場合のように「コルタナを既にアンインストールしている場合」には今回紹介している手法でないと再インストールできません。
今回のコマンドは、一度コルタナをアンインストールしても、一度インストールされたコルタナのリソースファイルが消えずに残っているため、それを用いて再度インストールする動きをしています。
何かのお役に立てれば幸いです。
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