【API】TwitterAPIの登録方法!アカウント申請方法と認証されるまでの手順をレポートします!【2021年1月版】

Tips・ナレッジ

こんにちは!今回はTwitterアプリケーションを開発するにあたって絶対必要になる「TwitterAPI」の登録方法を紹介していきたいと思います。

Twitter社は、2006年3月21日に設立されたアメリカの企業です。もうだいぶ長く運用されているんですね。
今更説明することもありませんが、ツイート(つぶやき)という短い投稿をすることでユーザー同士のコミュニケーションを行うためのSNSサービスを提供している会社です。

学生や主婦などの一般の方から、政治家や企業の社長などの影響力の高い方、インフルエンサーと呼ばれるSNS独自の有名人など様々な方が利用しています。

今ではツイッターを利用したビジネスが成り立つほど有名なサービスの一つですね。

普通に利用しても有用なサービスですが、自らアプリケーションを開発することでもっと便利に、そして、深くツイッターの仕組みを理解することが出来ます。

とはいえ、Twitterアプリを開発に興味のある方はまずこの、「TwitterAPI」の利用者登録が必要になりますので、さっそくやってみましょう!

TwitterのDeveloperサイトにアクセスして、APIの利用登録を行う

Twitterの開発者登録サイトへアクセス

まずは、登録を行うためにTwitterの開発者登録を行います。下記リンクを開いてアクセスしてください。

Use Cases, Tutorials, & Documentation
Publish & analyze posts, optimize ads, & create unique customer experiences with the X API, X Ads API, & X Embeds.

TwitterアカウントでDeveloperサイトへログイン

※すでにログインが完了している場合はこの手順は飛ばしてください。

リンク先の画面右上にある「Sign in」ボタンをクリックします。

ログインフォームが表示されるので開発者アカウントとして登録したいアカウントでログインします。

※ログイン後、通常のTwitterホームに飛ぶことがあるので、上のリンクからDeveloperページに戻ってください。

開発者としての登録を行う

リンク先の画面右上にある「Apply」ボタンをクリックします。

画面が変わりますので、「Apply for a developer account」ボタンをクリックします。

ここからは人によって選択する項目が変わります。
利用目的を選んでいきます。

私は個人ユーザーなので「Hobbyist」(個人愛好家)を選択しました。

ユーザーのためのアプリ開発のためなので、「Building tools for Twitter users」を選択します。

開発者Twitterアカウント情報の登録

ここからはアカウント情報を入力していきます。

まずは登録するアカウントが正しいか確認しておきましょう。

次に連絡用メールアドレスの確認です。表示されているメールアドレスが間違っていないか確認してみましょう。
私の場合は新規に作成したアカウントだったため、メールアドレスの登録ができていませんでした。

「Add email address」をクリックするとツイッターの設定画面に飛ぶので、「メールアドレスを変更」から「メールアドレスを追加」をクリックして作業を続けます。

重要な変更のため、パスワードの入力が必要になります。

メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
※このアドレスにTwitterからのAPI申請確認メールが届きますので注意してください。

先ほど入力したメールアドレスに「認証コード」が送信されるので、それを入力し、「認証」ボタンをクリックする。

※メールアドレス登録後、画面が更新されないことがあります。その場合は更新をかけてはじめからやり直してください(メールアドレスは登録済みになっているはずです)

次に自分自身についての情報を入力していきます。入力後、「Next」をクリックして進めていきます。

入力する内容については下記の表にまとめてみました。参考にしてください。

翻訳前翻訳語入力すべき内容
What would you like us to call you?あなたを何と呼べばよいですか?好きな名前を入力
What country do you live in?どの国に住んでいますか?自身の国を選択
What's your current coding skill level?今のあなたのプログラムスキルは
どの程度ですか?
自分のスキルに合わせて選択
No Experience
 :未経験
Some Experience
 :少しは経験あり
Highly Experienced
 :上級者である
Get the lastest Twitter API news?TwitterAPIに関する最新情報を受け取りますか?必要ならチェックを入れる

TwitterAPIの利用方針を書く(英語で200文字以上)

ここからは作文がメインになります。
Google翻訳を駆使しながら、頑張って書いていきましょう!

コツとしては、「日本語→英語」に自動翻訳した後に「英語→日本語」に変換して意味が大きく違わないかを確認するとよいでしょう。

まずはTwitterAPIとデータをどのように利用するのかを書いていきます。
機能の利用計画やデータの扱いは後で記入するので、ざっくりとどんな事をしたいか書くとよいでしょう。

私は下記のように入力してみました。
参考にしていただくのは結構ですが、丸ごとコピーするのはご遠慮ください。

1.I want to get information about followers who follow me and analyze trends in more useful tweets.
1.自分自身をフォローしているフォロワーの情報を取得し、より有益なツイートの傾向を分析したい。

2.I want to get the information that my followers are following / being followed and analyze the potential demand that is likely to follow me
2.フォロワーのフォローしている/フォローされている情報を取得し、自分をフォローしてくれそうな潜在需要を分析したい

3.Support optimal follow-up from analysis results
3.分析結果から最適なフォローを支援する

I want to develop an application with these functions
これらの機能をもったアプリケーションを開発したい

Application users can see the analysis results
アプリケーションのユーザーは分析結果を見ることが出来る

However, Twitter content will not be displayed on external sites as it is
しかし、Twitterのコンテンツをそのまま外部サイトに表示することはありません

ツイッターから取得したデータの利用計画を書く(英語で100文字以上)

次は具体的なツイッターデータの活用計画を書きます。
目的をしっかり書くのがポイントになります。

データを利用しない場合は、スイッチをクリックして「NO」にしてください。

私は下記のように書いてみました。参考にしてください。
※丸ごとコピーするのはおやめください。

Analyze follower tweets and discover keywords of interest
Analyze followers / followers' tweets to find users who are interested in me

フォロワーのつぶやきを分析し、興味のあるキーワードを発見する
フォロワーのフォローしている人/フォロワーのつぶやきを解析し、わたしに興味のあるユーザーを発見する

ツイート、リツイート、いいね、フォロー、ダイレクトメッセージ機能を使う場合、計画を書く(英語で100文字以上)

こちらは、機能ごとの利用計画になります。
ツイッターのデータを取得して解析するだけでは不要ですので、スイッチをクリックして「NO」にしてしまいましょう。

私は分析結果を利用して、ツイート、リツイート、フォロー機能を使うので記入しました。

特にこの項目では、Twitterの自動化に対するルールを意識する必要があります。それに抵触しそうなことはそもそも実現してはならないため、よく読んでから作成したほうが良いでしょう。

■Twitterの自動化ルール
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-automation

また、いいね機能を自動化するのはそもそも禁止になっています。
よほどのことがない限りは実装しないほうが良いでしょう。

記入例は下記の通りです。各機能ごとに利用する計画を記しました。
※丸ごとコピーするのはおやめください。

This app will use the Tweet, Retweet and Follow features
このアプリは、ツイート、リツイート、フォロー機能を使用する予定です

Tweets are tweeted according to the analyzed trend from the pre-registered database.
ツイートは事前に登録されたデータベースから、解析したトレンドに合わせてツイートします

Retweet is done during the time when there are many active followers who analyzed the pre-registered ones
リツイートは事前に登録されたものを解析したアクティブフォロワーの多い時間帯に行います

Follow is done by the user of the app for users who are interested in me
フォローは私に興味を持つユーザーに対して、アプリのユーザーの操作をもって行います

ツイッター以外でツイートを集計したデータを公開する予定がある場合、計画を書く(英語で100文字以上)

この項目では、取得したデータの取り扱いについて記述します。

取得したコンテンツを他所でどのように公開するかを記入します。
集計結果などを公開する予定がなければスイッチをクリックして「No」にします。

私の場合は下記のようになりました。ご参考にしてください。
※丸ごとコピーするのはおやめください。

Users of this app can see the analysis results on my website and application
このアプリのユーザーは分析結果を私のウェブサイトおよびアプリケーション上で見ることができます

We do not plan to disclose the analysis results to anyone other than users.
分析結果はユーザー以外に広く公開する予定はありません

政府機関で利用する予定がある場合、その計画を書く(英語で100文字以上)

通常、政府機関にかかわりが持てる人は少数化と思いますので、基本的にはスイッチをクリックして「No」にしてください。私も個人なので「No」にしました。

恐らく、これに記入する場合は「世論調査のため」「犯行予告など犯罪予防のため」などが候補になるのでしょうね。


ここまで入力しきれば、作文は終わりになります。
お疲れさまでした!

「Next」をクリックして先に進めましょう!

登録情報を確認してメール認証する

先ほど入力した情報の確認画面が表示されます。
変更する内容がなければ、「Next」をクリックして先に進めましょう

※変更点がある場合は「Edit」をクリックすると編集可能です。

すると、同意事項が表示されますので、目を通した後にチェックボックスにチェックを入れます。
その後、「Submit applocation」ボタンが有効になりますので、クリックすれば登録作業自体は終了になります。

するとこのような画面が表示され、登録したメールアドレスに認証メールが届きます。

「Confirm your emal」をクリックして認証すればTwitterAPIの登録申請は完了です。

お疲れさまでした♪
正常に完了していれば、「Developer Portal」に移動し、Dashboardが表示されます。

問題なく進めば、このまましばらく待つ(2~3時間)と、Twitterから「Approve」(承認)メールが届きます。追加情報が必要な場合、メールで返信を求められることもあるようなので、その時は要求された説明事項を記入して返信してあげてください。

おまけ プロジェクトの新規作成とトークンの取得

結局2週間ほど待ちましたが、メールが届くことはありませんでした・・・。

なぜ?と思いながらダッシュボードを開いてみると「Create App」のボタンが。
おもむろにクリックしてみると普通にプロジェクトの作成画面に!

なんとなしに続きを入力していくと普通にトークン取得できてしまいました。
※そのせいで初回のボタンをクリックするキャプチャが取れませんでした・・・。

参考程度にキャプチャを載せておきます。

プロジェクト名を付けます

後から変更できるので、自由に名前を付ければOKです。

自分自身の説明をプルダウンメニューから選びます

私は個人向けツールを作成するので、「Building consumer tools (hobbyist)」を選びました。

プロジェクトの説明を書きます

今回はテストのためのフォロワー情報を得るためとしたので、「Get follower information for learning」としました。本格的に開発するときに修正したいと思います。

アプリ名を書きます

最後にアプリ名です。他の人が作ったアプリと重複する名前は使えないようなので注意してください。

すべて完了すると、このようにAPIを使うために必要な情報が表示されます。

これでTwitterツールが開発できますね♪

ここまで、お疲れさまでした。
あとは作るだけですね、開発頑張りましょう!

あとがき

今回はTwitterの開発者登録までの手順を書かせていただきました。

この後、実際に開発を行うためにAPIキーとアクセストークンを取得したりと手順は残っていますが、認証まで待ち時間があるので、一旦区切りにしました。

実際にやってみると、操作や項目などはそれほど難しいものではないと思います。特別な個人情報を伝える必要もないですしね。

やっぱり、一番のハードルは「英語での説明」ですね。

ある程度英語は勉強したつもりだったので、多少は読み書きは可能なのですが、スイスイ出てはきません。ビジネス英語や工業英語をある程度触っていても、自分の考えをアウトプットするためのツールとしてまだまだ未熟でした・・・頑張って満足するレベルに習得したいですね。

結局、ほとんどGoogleさんの翻訳に頼ってしまいました。
それでも結果として認証が通れば開発は可能ですし、かかった時間もそれほど多くもなかったと思います。

是非、興味のある方はTwitterアプリの開発にチャレンジしてみてくださいね♪

何かのお役に立てれば幸いです。

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